Rubbish Collection in Hiratsuka

湘南平塚でゴミ拾いをしている人のブログ

人の意識を帰るためにゴミ拾いをしていると言う話

本日も平塚駅北口周辺、パールロード商店街周辺の掃除です。私はわざと人目につきやすいところでゴミ拾いをしてますよ。なぜならゴミを捨てる方にゴミを捨てる意味を知ってもらいたいからです。でもたとえ私が拾っている目の前でゴミを捨てられても私はゴミを道路に捨てるなとは注意しません。

結局、法律や条例に縛られていようが、他人から注意されようが捨てるか捨てないかは本人の自由であり、本人の良心に委ねられているので私がとやかく口を出すことではないのです。

ゴミのポイ捨てに対する認識が本人の中で変わらなければ表面的にその場で注意するという体裁をとってもどこかでまた捨てるでしょう。仮に私が拾っている目の前でゴミを捨てたとしたらもはやポイ捨てに対する抵抗は日頃からないと思われますので、注意はかえってトラブルを招くと言うものです。

 

なんども言っていますが、ゴミを捨てた人間の責任を追求することがゴミのポイ捨てに対する意識が変えることにはならないんです。だって本人は悪いと思ってないんだから。それよりゴミを拾う人がいる意味を考えさせるために、常にゴミ拾いという行動で示していけば、人間の心理としていつも同じ場所で誰かがゴミ拾いをしている理由を知りたくなるでしょう?

少しでも私の姿を見て私がゴミを拾う理由を考えて欲しいんです。今度お話ししますが私は私なりの理由があってゴミ拾いをしますが、あなた方がゴミ拾いをしている私を見て、考える"私がゴミ拾いをしている理由"は千差万別だと思います。

その理由はどうであれ、私はゴミを拾う理由から、ポイ捨てについて少しでも考えるきっかけを与えられればいいと思っているわけです。それ以上でもそれ以下でもありません。

 

ゴミ拾いは美化にはなりません。効率が悪すぎます。お金をかけて、人を雇って街を掃除した方が何倍も効率的です。これこそ美化です。ゴミ拾いは人の意識に変化を促すためにやるものです。

 

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今回はレジ袋中が4つほどです。吸い殻の数が尋常じゃないほど多かったです。あいも変わらず、タバコのポイ捨てに抵抗を感じてない人が多いみたいです。路上に満遍なく捨てられた吸い殻をみると、ポイ捨て禁止のポスターが如何に役に立っていないかを物語ってます。

"やってはいけない"と注意を呼びかけるポスターや広告に費用対効果があるか、一定期間エリアを限定してタバコの吸い殻の総重量を測って検証して見た方がいいと思います。もしまったく重量が変わっていないなら完全な無駄金です。

役所は特にポスターを製作して啓蒙するのが好きみたいですが、啓蒙活動で注意を呼びかけるだけで人の意識が変わるなんてことはありえないです。人の意識が変わるきっかけは誰かに何かを注意される時ではなく、何かを見てハッと気づかされる時です。

ポスターや広告にお金をかけるくらいだったらボランティアを動員することに投資してゴミ拾いを実際にやった方が人の心に響くものがあると思います。

 

ゴミ拾いMAP

みなさんも機会があればゴミ拾いをしてみてください。ゴミを捨てることに対する気づきを何かえられると思いますよ。