Rubbish Collection in Hiratsuka

湘南平塚でゴミ拾いをしている人のブログ

ポイ捨てに対する規制について

台風の影響で雨と風が凄まじく鬱陶しかったですが、今日もゴミ拾い完遂です。本日は平塚南口から伸びる大通り周辺を掃除していました。本日は公園がひどく汚れていました。タバコの吸い殻、空のペットボトル、空のカップ麺の容器、空き缶、アイスの棒、アイスの包み袋などなど、ベンチの周りに散乱してました。

どの世代が捨てたゴミか大方予想はつきますが、最近の子供はポイ捨てに本当に抵抗がないように感じます。以前、駅に向かう途中、下校していた学校の生徒、コンビニで購入したお菓子の包み紙を開けるやいなや路上にポイ。しかも大勢の人が見ている中での行為です。

私が子供の時分はポイ捨てすれば叱ってくれた人が周りに結構いましたし、学校にもその行為をよく報告されたものですが、最近は、周りにいる大人は我関せずです。本当に人のつながりが希薄になり、冷たい世の中になったとヒシヒシ感じます。

今日の収穫は4袋です。ペットボトル、空き缶の中に大量に吸い殻が詰め込まれていたり、生ゴミにナメクジが集っていたり、結構大変でした。

 

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ポイ捨てに対する規制について

ゴミをポイ捨てする人は常に国の規制の影響を考えた方がいいでしょう。今はゴミのポイ捨てに対して各自治体で条例を設けて罰則を規定し対応していますが、実際にゴミのポイ捨てを取り締まる人はおらず、結局個人の良心に行動規範が委ねられているのが現状だと思います。

ただその現状を甘く見て、ゴミのポイ捨てを続けると、政府や自治体がこの問題にたいする優先順位をあげて規制に乗り出します。放置自転車監視員のように自治体が人を雇って取り締まりに乗り出します。またゴミが出る根本原因になっている行動も規制しだすでしょう。例えば公共の場所で物を食べてはいけない法律が施行されるとか、公園で物を食べる事を禁止する法律が施行されるとかです。

それこそ決められ場所でしかコンビニで購入したものが食べられないという規制が設けられたら完全に消費という観点からも自由度が奪われます。

アメリカやカナダ、オーストラリアなど欧米圏ではアルコールを公共の場所でお酒を飲んではいけないということは知っているでしょう? 飲酒がらみの事件が多発しているからこその規制です。一方日本では公共の場所での飲酒によるトラブルというのは欧米に比べれば圧倒的に少ないわけです。

モラルや個人の行動規範に基づいて社会的に全体の不利益になる事を防ぐために規制が設けられているのだから、ポイ捨てが社会全体にどのように影響を及ぼすか考えれば、ゴミのポイ捨てに対する規制の行く末は想像に難しくありません。

ぜひポイ捨てに対する意識を改めていただきたいと思います。