Rubbish Collection in Hiratsuka

湘南平塚でゴミ拾いをしている人のブログ

ゴミ箱があれば気軽にゴミ拾いができるのにといつも思ってます

すみません今日はスマホのバッテリーが切れていたんでゴミ拾いの様子を写した写真はなしです。今日も同じく平塚の海岸の掃除です。まだ散らかっているゴミの4分の1も終わってない感じです。ですがなんとかやり続けていこうと思います。

駅の方は全然掃除してないのでタイミングを見てやろうと思います。

 

ゴミ箱があれば気軽にゴミ拾いができるのにといつも思ってます

rubbish-collection.hatenablog.com

 以前の記事で、ゴミ拾いをするには拾ったゴミを捨てる場所を予め決めるなどして計画的に行動しなければ、結局ゴミを自分の都合のいい場所に放置して近隣の住民に迷惑をかけてしまうので捨てる場所が確保できないのであれば勧めないというお話をしました。

コンビニででたちょっとしたゴミでも、鼻紙でもゴミを捨てる場所に苦労するのがここ日本です。ゴミ箱さえあればと思ったことはみなさんあるでしょう?私もこのブログでもう何度も何度も言及していますが、ゴミを拾う立場の人間でもゴミ箱は設置してほしい、逆にコンビニで購入した弁当のゴミの処理に困っているみなさん以上に私はゴミ箱の設置を切望しています。

その主な理由は拾ったゴミを持ち帰る負担と、ゴミを拾える量が圧倒的に増えるからです。またその場でゴミを捨てることができるようになると効率性と生産性がまるで違います。これは個人的な理由なんですが、ゴミ箱があれば帰り道のゴミも拾えるようになります。私の場合は、ゴミ袋が満杯になった時点でゴミ拾いを切り上げて帰ります。

帰っている途中はゴミ袋が満杯なので落ちているゴミを発見しても拾うことはできません。なのでゴミ拾いの4分の1の時間は何もせずに帰るしかありません。これは非常に機会損失なので、とても歯がゆい思いをしています。

 

もう一つの理由はゴミ箱があれば、主体的にゴミ拾いをしたいと思う人を増やすことができるということです。それも時間の縛りなく。私は現在、ゴミ拾いの時間にしかゴミを拾ってません。それはゴミを捨てる場所が限られているからです。ゴミを捨てる場所が限られると時間的な制約だけではなく場所的制約もあります。

 

ゴミを捨てる場所があちこちにあれば、気づいたときにいつでもゴミを捨てることがでるでしょ?ゴミを拾う人の数なんてたかがしれてますが、それでも気付いた時にいつでもゴミをゴミ箱に捨てられるとしたらゴミ拾いのハードルは格段に下がります。

現状では空き缶しか拾って捨てられません。しかも、あらゆるゴミが自販機のゴミ箱に集中するので結局ゴミ箱を確認した後、拾わない選択をしたという人がほとんどじゃないでしょうか?

ゴミを持ち帰る手間を省けば、気軽にゴミを拾うことができ、こちらとしても啓蒙活動をしやすいのです。ただ落ちているゴミを目の前のゴミ箱に捨てるだけですからこれほど効率的なゴミ拾いはありません。

公共のゴミ箱の設置には常に、家庭ゴミや分別の問題が絡んできますが、それも啓蒙活動によって教育しつつ、主体的に協力できる人が分別し、禁止されている種類のゴミが捨てられている場合については行政と協力して迅速に撤去できるような仕組みを整えれば良いのではないかと私は常々思っております。

ゴミ箱設置に関してのリスクについての議論は日本では全くされていないように感じます。リスクをどのように回避するか、解決するかということにフォーカスせずに、こういうリスクがあるから取りやめる方向で検討するというのは非常に短絡的だと思います。

日本人はルールに盲目的で、現状の不便さに不満を唱える人に自制心を強要しますが、それではイノベーションなど生まれませんし、便利な世の中にはなっていきません。まずは利便性や効率性の観点からゴミは持ち帰るものだという発想を疑ったほうがいいかもしれません。